生涯学習。

生涯学習という言葉がある。これは、ある意味当たり前のこととして、自分の日常生活に組み込まれている。なぜなら、1日1つ、何でもいいので学べば、1週間で7つも、知識が増えるからだ。当たり前だ、と思うのはいい。大事なのは、たとえ1語でも、確実にストックしていくこと。まいた種は正直だから、時間の経過とともに、歴然とした差が現れる。他でもない。自分の人生を豊かにするために学ぶのである。そこには、利害や打算は必要ない。ただ自分が日々、少しずつ変わっていく、正確に言えば、視界が広がっていくから、楽しくて止められないのである。こればかりは、理屈ではなく、体験して感じてみるより仕方がない。学生時代の強制的な丸暗記も、今となっては有難いと感謝できる。人が面倒くさいと、手を付けないこと。その先には、実に豊饒な知の冒険旅行が控えている。少年老い易く、である。一瞬たりとも妥協せずに、欲張りに生きたい思う。