休暇の効用。

アクシデントは、突然やってくるものですね。先日の大雨で、落雷があり、その際に自宅のパソコンが壊れました。それで、やむなく仕事ができずに1週間。強制的に仕事を休止しました。もちろん、休んでいるときは、いつもと違う時間の使い方になります。自分の場合、読みたい本を読んだり、映画を観たり、ぼけーっとしないように、常に何かをやっていましたので、ほんとうに休養になっているのか、わかりませんが、1つ気づいたことがあります。それは、いつも通りの、ルーチンワークではない生活パターンを経験すると、とてもリフレッシュできるということです。当たり前といえばそれまでかもしれません。でも、このように外部の力により強制力が働かない限り、この先もずっと、変化のない毎日だったら、今のような柔軟な思考は生まれなかったのではないか、と思うのです。これは、自分の好きな筋力トレーニングにも通じることです。筋肉は鍛えた後、必ず休ませます。休むことで、筋肉は再生し、以前よりも太くなるのです。ここで、焦ってさらにトレーニングで負荷をかけると、筋肉は縮んでしまいます。このような、筋肉の性質と、自分の脳や心の働きが、とても似ている気がしてならないのです。バネが飛ぶには一度、縮まねばならないように、人も次のステージに飛躍するためには、一度、休まねばならないのかもしれません。特に科学的な根拠や裏付けはありませんが、自分の感覚ではそう思います。予期せぬ天災のおかげで、今後は、意図的に心と体を休ませようと思えるようになりました。人生どこで、どう変わるもののか。面白いですね。