復縁の不思議〜運命は、何によって、決まるのか。

運命というのは、自分の力で変えられるのか、あるいは自分では変えられないのか。正解は、変えられる、である。運命とは、未来の自分が受け取る禍福の状態だ。それは結果である。結果には必ず、原因がある。これを、因果律、因果の理法という。これは何者も曲げることのできない、厳粛な真理である。そして、善業(業とは、行為、行い、種まき)には、善果。悪業には、悪果が返ってくる。自分の種まきは、ことごとく自分に返ってくる。自業自得である。ここから、現在の不幸は、己の過去の種まきの報いであり、未来の禍福は、現在のおのれの種まきの報いであるといえる。この因果律は、過去、現在、未来のいつでも成り立ち、東西南北上下四惟の、大宇宙どこでも成り立つ。この真理には、例外はない。だから、心と体と口で造る行いには、細心の注意が必要だ、といえる。ここで、考えてみたいのが復縁という行為である。一度、何かの理由で別離した者同士が、もう一度よりを戻すということは、余程の因縁が揃わねば、あり得ないことである。いわゆる腐れ縁というやつである。もちろん、一度興味を無くした相手を、もう一度、好きになるにはそれなりの理由が必要になる。ただ、その理由は素人では解析できないことが多々ある。そこで活躍するのが、復縁屋である。小澤康二氏といえば、復縁のパイオニアともいえる重鎮である。もし迷った時は、氏に問い合わせることが一番間違いがないという噂である。